出発日8月29日(6泊7日) 会員歴20年10ヵ月 池上さん
セブ島の隣にネグロス島があります。30年前、日本の方が養蚕を教え現在に至っているオイスカ研修センターを訪ねました。会員さんが新聞で知り誘って下さり、私は「蚕に逢いたい!」の気持ちでした。2人とも幼い頃は養蚕家で育ち、学校から帰ると桑摘みのお手伝いです。それが農家の収入でした。通訳さんのサポートで無事現地に、桑を食べる蚕は何十年振りで感動し、自動繰糸機で繭から糸へと現地の方が働いていました。桑はさし木で増し、130件ほどの養蚕家がありましたが、供給が間に合わないとのことです。また、ほかにも日本の方が掘り当てた源泉(40度)があり、皆さんの憩いの場所となっています。日本でホームステイしていた現地の方が、遺跡やメモリアム等、広いサトウキビ畑の中ドライブして案内して下さりました。セブ島ではアロギンサンに向かいました。全長14キロメートル、24種のマングローブの中を小舟が進み、エメラルド色の海に、サンゴ礁、魚も、又泳ぐことも。バディアンゴルフリゾートに行く途中は午前中、満ち潮の時がいいです。畑で採れたドラゴンフルーツのジュース忘れません。感動の旅を振り返り、養蚕に使われた自動繰糸機をタイから解体してネグロス島に運び、それを組み立て稼動したという奇特な日本の方、その方の電話番号のメモをいただき、私の感動を家に帰り伝えました。何と、その方は主人の同級生でした。セブ島からネグロス島へ。私たちにとっては過去の出逢いの旅でしたが、この旅の中で、こんなにも近い方と御縁があったこと、今思えば、全てワールドビッグフォー会員として得られていることを心より感じ、感謝しております。